おはようございます。
昨日は二十四節気の一つ、【処暑】だったんですね。
朝晩はいくらか過ごしやすくなり、だんだん秋に向かっているんだなと感じます。
暦の上では秋に向かっているとは言え、体感はまだまだ夏!
たまたま見たテレビで、夏野菜の上手な取り入れ方を紹介していました。
見た方もたくさんいらっしゃると思いますが、
テレビ朝日「林修のいまでしょ!講座」より自分の覚書の為にも内容を引用させていただきました。
オクラの水溶性食物繊維
水溶性食物繊維とは
水溶性食物繊維は、不溶性食物繊維よりも更に水分を吸収して膨らむ(保水力に優れている)ため、胃の中に滞留する時間が長く、消化吸収のスピードも遅くなります。
そのため、コレステロールの吸収を低下させる、体内コレステロール濃度を正常にする、食後の血糖値の急激な上昇を防いだりする等の働きがあり、不溶性食物繊維よりも多く摂取した方がよいとされています。
オクラの食べ方
オクラには水溶性食物繊維が豊富。刻んで水に浸けておくとネバネバがアップ!
その漬けておいた水ごといただくそうです。
テレビでめんつゆで味付けしてそうめんのつゆにしていました。
水に浸ける時間がない場合は、細かく刻むと水溶性食物繊維を摂りやすくなるそう。
枝豆のオルニチン
オルニチンとは
「オルニチン」は肝臓で活躍するアミノ酸です。耳慣れない名前の成分ですが、日常的に口にする食材にも微量ながら含まれており、また、私たちの身体の中にも存在しています。オルニチンは、肝臓の働きを保ち疲労回復をもたらすことが期待されています。
枝豆の調理の仕方
茹でると水に溶け出してしまうのでフライパンで蒸すと良いそう。
枝豆と言えば塩ゆでとばかりにいつも鍋でグラグラ茹でていました。
蒸すことで甘みが出て美味しくなるとのことで、
料理に使うにしても蒸した方がおいしくいただけそうですね。
トマトのリコピン
紫外線に負けない肌を作るリコピン
様々な効果が期待できるようですが
番組では紫外線(美肌)対策としてリコピンが取り上げられていました。
リコピンの美肌効果も最近注目されていますが、これもリコピンの持つ抗酸化力からきています。紫外線が肌に当たると活性酸素が発生し、シミやシワ,たるみの原因になります。またリコピンはシミの原因になるメラニンを生成するチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。リコピンの美肌,美白効果は抗酸化とチロシナーゼ抑制の2つの働きからきています。
トマトの選び方
甘くて美味しいのは筋が入ったもの、肌に良いとされるリコピンが多いのは熟した真っ赤なトマト。味と色は比例しないそうです。知らなかった。
ピンボケでスミマセン。トマトの筋ってこういうの。
ニンニクのアリシン
アリシンとは
アリシンは、にんにくやねぎなど香りの強い野菜に含まれている香気成分です。
生の食品に含まれるアリインという成分が分解されることによって、アリシンとなります。
特ににんにくに多く含まれており、疲労回復を助け、病気から体を守る働きがあります。
アリシンは切って時間が経つとどんどん減少するそうです。その為切ってすぐ使うのが一番とのことでした。
ニンニクの簡単な皮むきの方法
ニンニクの皮をむくのって結構面倒。手に臭いがつくのも私は嫌。
番組では超簡単な皮むきの方法が紹介されていました。
- 一欠片ずつ割る。
- 小瓶に入れる。
- 20秒程ふる。
たったこれだけで。
皮のまま保存しておくとカビ易かったりするので皮をむいた状態で
冷蔵、冷凍するのがいいそうです。
ナスで夏バテ予防
ナスの効果
なすには体を冷やす作用があり、体の内側から余分な熱をとりのぼせやほてりを鎮めます。またなすに含まれるコリンという成分には、胃液の分泌を促す働きがあり肝臓機能を高める効果があるため食欲不振に有効です。このことから、夏に起こりがちな不調にぴったりの夏野菜といえます。
ナスは水にさらして(変色を防ぐ為から使うと教えられてきました。
ですが水にさらすことにより夏バテに良いとされる栄養成分が溶け出してしまうそうです。
よって、切ったらすぐ調理するのが一番とのこと。
今まで当たり前のように水にさらしていました。
切ってすぐ調理すれば変色も関係ないですね。
油の吸収を抑えてカロリーダウン
ナスは油と相性のいい食材です。
ですが大量の油はカロリーも気になるし、くどくなることも。
番組ではナスを炒める前に電子レンジで2分程加熱するだけで、
油を吸いにくくする方法として紹介されていました。
油の量を抑えておいしく食べたいですね。
最後に
まだまだ暑い日が続きます。
夏野菜を上手に取り入れて、残暑を乗り切りましょう!
以上、テレビ番組「林修のいまでしょ!講座」より夏野菜の上手な取り入れ方を紹介しました。おしまい。