リトアニアリネンで、簡単なワンピースを作りました。
型紙を用意して、布をカットして縫って…となると時間も手間もかかります。
そこで、『直裁ち』という方法で、ほぼ直線縫いだけでできる簡単なワンピースにすることに。
部屋ぎにピッタリな、ストンとラクに着られるワンピースの作り方を紹介します。
失敗して縫い直しもしているので、気をつけたいポイントも載せておきます。
リネンワンピースが欲しい
ワンピースは着ていてラクだし涼しいので、夏の部屋ぎにピッタリ。
あれこれ探しましたが、なかなか理想的なワンピが見つからず。
それならば、作ってしまえ!ということで、簡単な直断ちワンピースを作りました。
直裁ちって?
型紙なしで、生地に直接線を引き裁断すること。
複雑なものは私は無理ですが、直線で縫えるものや、トートバックなどは直断ちでも作れます。
型紙を用意する手間が省けるので時短にも。
材料と断ち図
材料とした準備
リトアニアリネンを購入しました。
ユザワヤで158cm幅×110cmが約1600円でした。
この他は、生地と同色のミシン糸のみ。
生地の歪みを直したり、縮みを防ぐために水通しをして、アイロンをかけてあります。
裁ち図
158cm幅の布を縦半分にカットして使います。
ワンピースの裁ち図と作り方はこちらを参考にさせてもらいました。
▶裁縫下手でも出来た!IKEAの生地で♪話題のとと姉ちゃん「直線裁ちワンピース」 - 暮らしニスタ
作り方
布に直接印を書く。
襟のあき具合を調整
肩を縫い合わせて、縫い代に裁ち目かがり(ジグザグミシンでもOK)
襟を1cmの三つ折りにして
ぐるっと1周縫う。
脇の縫い代を処理。
両脇を肩から20cm下(印をつけたところ)まで縫う。
肩側を1.5cmで折り、脇下からぐるっと1周縫う。
脇下はV字になる
裾を1cm.、3cmの三つ折りで縫って完成。
試着
出来上がりはこちら。
着てみました。
重ね着できるぐらいのサイズ感なので、夏以外も着られます。
後述しますが、紹介した製図の通りに作ると、首元が開き過ぎでした。
タックを寄せて、調整しました。
失敗ポイント
その1 横幅が広過ぎた
最初にこちらの大きさで作りましたが、幅が広すぎました。
上の図で作ったワンピはこちら。
着てみるとこんな感じ。
全身鏡がないので、お風呂場から失礼します。
涼しくていいのですが、大きすぎた感があります。
ほどいて縫い直しました。
その2 襟ぐりが広すぎた
襟ぐりが開き過ぎていて、下着の肩紐が見えてしまいます。
前見頃にタックを寄せ調節しました。
ソーイングクリップで仮止めし、頭が入ることを確認してから縫いました。
襟の開き具合は頭の大きさを考えながら調整してみてください。
その3 生地選びに注意
店頭で確認して大丈夫かなと思いましたが、透けました。
家の中にいる分にはいいですが、外に出るときはレギンス履いた方がいいかなというレベル。
1枚で着る場合は透けない生地を選ばないとダメでした。
おわりに
失敗ポイントがいくつかありますが、おおむね出来上がりには満足です。
たぶん一番大変なのは、買ってきた生地を長方形にカットすること。
これさえ失敗しなけれが、あとは成功したも間違いなし。
とても簡単にできるので、おすすめです。