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ごはんが食べたくなる【もうレシピ本はいらない】を読んで

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久しぶりに紙の本を読みました。

面白くて一気読み。

読んだ後はなんだか白いホカホカごはんが食べたくなり、帰宅するなりごはんにしました。

著者、稲垣えみ子さんの本に出会ったのは本当にたまたま。

それまで名前を聞いたことすらありませんでした。

 

小さな生活改善を愛する明日も暮らす。を運営されている梅つま子さんのブログ記事を読んだら著者に興味が沸きました。 

稲垣えみ子『魂の退社』を読んで、私もアフロにしたくなりました。(前編) - 明日も暮らす。

稲垣えみ子『魂の退社』を読んで、私もアフロにしたくなりました。(後編) - 明日も暮らす。

 

その後に見たフリーペーパーで紹介されていたのを見たら、読むしかないでしょう!

タイトルからして面白そうという勘は大当たりでした。

 

 

もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓 を読んで

一言で表すなら、ご飯が食べたくなる本です。

著者が紹介しているのは、白米ではなく玄米だし、たぶん著者の言いたいこととは違いますが、とにかくご飯が食べたくなりました(笑)

私は普段あまりお米を食べないので、余計そう思ったのかもしれません。

心に響いた部分を紹介します。

 

著者と本の概要

アフロという強烈なキャラに引き付けられました。

朝日新聞のコラムを担当されていた方ですが、50歳で退社。

東日本大震災の原発事故後、節電をきっかけに冷蔵庫無し生活に突入。

食事のあり方、献立の作り方を実際の食事と共に紹介されています。

文章がメインの本ですが、読んでいると無性におなかが空きます。

こんな内容になっています。

1、毎日同じメニューなのに走って家に帰る

2、レシピ本を閉じ、メシを炊こう

3、女は黙って味噌を湯で溶かす

4、あとは旬の野菜さえあれば

5、ローフード?漬物ですがそれが何か?

6、調味料地獄から脱出せよ

7、調理道具は揃えるな

9、最高の食卓は10分もあればできる

 

冷蔵庫無し生活

著者はこの現代においてなんと、冷蔵庫無し生活を送っているそう。

冷蔵庫は必需品だと思っていましたが、この本を読んでいると、できそうな気がしてくるから不思議。

基本のごはんは「飯、汁」におかず1品とぬか漬け。一汁一菜です。

買い物はその日に使う分だけ。

野菜の保存は干す!

干し野菜はたまに自作しますが、いいことだらけ。

うまみが増し、半調理状態なので、調理時間も短く済みます。

印象的なのは、半分しなびた大根(著者はあくまでも干し大根と言っています 笑)をおろすと、水分が凝縮されていて、感動のおいしさらしいです。

いつか試してみたい。

凝った調味料は不要

基本は、塩、しょうゆ、みそ。塩味の3種類に酸味を加えて4種類で味付けが済んでしまう。

そう考えると、台所はスッキリ、味付けで悩む必要もないし、簡単シンプル時短ごはんですね。

味付けに失敗なんてこともないし、これなら確かにレシピ本もいらないよな~と思ったり。

ネットでレシピを検索する手間もなくなります。

 

ほかにも心に響いたところがたくさんありますが、キリがないのでこの辺で終わります。

こんな人におすすめしたい

  • 日々の献立に悩んでいる
  • レシピ本を見ないと料理が作れない
  • 米飯があまり好きではない

家族構成によって、著者が紹介している食事スタイルをそのまま当てはめるのは、難しいかもしれません。

ですが、食事って、悩む必要ないし食事に対する考え方ってもっとシンプルでいいんだ!と心が軽くなる本です。

日々の食事作りが面倒で億劫で負担に感じている方にはぜひ読んでほしいなと思います。

軽快な語り口で、あっという間に読めちゃいますよ。

そして、ごはんが食べたくなります(笑)

おわりに

勢いで購入した本ですが、日々の食事に対する考え方を覆される1冊でした。

干し野菜は、過去にも作っていたことがあるのですが、もう少し増やしたい。

そして、ぬか漬けが作りたい。

一度は断念した一汁一菜、再度チャレンジしたくなりました。