お正月、子供の楽しみといえばお年玉。
身近にお年玉をあげる子供もいなかったので、
特に気にしていなかったのですが、
お年玉の相場はこんな感じだそうです。
さて、4歳娘のお年玉。
娘はお年玉の概念がありませんでした。
義実家へ帰省した際、じぃじ、ばぁば、おじさん(主人の弟)は娘にお年玉をくれました。
そんなお年玉で感じた金銭感覚の違いです。
4歳娘に高額過ぎるお年玉
最終的に親の手に渡る事を見越して、
渡してくれてるのはわかります。
ありがたく頂戴しました。
娘が受け取ったポチ袋は合計3つ。
それぞれには
諭吉さん1枚ずつと漱石さん5枚。
えぇー?!
孫が可愛いのはわかる!
でも、いくら何でも高額過ぎない?
高額かどうかなんて、どうせわからないからと、
諭吉さん入れてくれたのかしら(^^;;
娘は漱石さん5枚の方が、
紙がたくさん入ってるからと、
喜んでましたけど…
実母なら多分500円玉か1000円札1枚を、
ポチ袋に入れて、手渡してくれる気がする。
年に見合った金額を
何をもって、適正とするかは
それぞれの家庭によって違うでしょう。
でも、金額の大小がわかってないからいいものの、
4歳児にこの金額は明らかに多い。
来年は5歳、金額の大小はきっとわかるハズ。
思わず夫に
「来年は相応の金額だよね?」
と呟いてしまいました。
お年玉の使い道
貰ったお年玉、
家に帰り着く前に諭吉さんから
漱石さんにすり替えました。
中身をすり替えたポチ袋3枚を娘へ。
すり替えたお金は娘の口座へ貯金。
ということで、娘が実際手にしたお金は3000円。
それを握りしめて、買い物に行きました。
買ったのは娘の肌着(笑)
買ったものはともかくとして、
娘の財布にお金を入れて、
レジで自分の財布からお金を払うという体験はできました。
3桁、4桁のお金の価値はイマイチ理解はしていないものの、
自分が手にしたお金で、初めてのお買い物。
余程嬉しかったようで、ニヤニヤしてました(笑)
おわりに
この時期になると、必ず思い出すのは、
お年玉の使い方について書かれた、ちきりんさんの記事。
親の勧めに沿ってお年玉を“とりあえず貯金”してしまうと、大人になった後、「お年玉で何を買ったか」全く記憶に残りません。
この理由は、お金の価値の上昇スピードと、本人の稼ぐ能力の上昇スピードの違いにあります。小学校の時に 5000円もらったとしましょう。
小学生にとって 5000円は、自力ではとても手に入れられない大きな額です。
欲しくて欲しくてたまらなかった(でも親には買ってもらえなかった)何かを買っておけば、「やったー!!! うれしい!!!」という強い記憶が残るでしょう。
ところが数年が過ぎて高校生になると、貯金していた 5000円は最早そこまで大きな額ではありません。バイトをすれば 一日で稼げる額になってしまったからです。もしくは、自分の欲しいモノもそれなりの値段になっており、小学生の頃に使っていれば得られたほどの感激は、もう手に入りません。
コレを読んでいなかったら、マジメな私は、きっと
「貯金しておきなさい」で終わっていたと思う。
欲しいものがあって貯金しておくならいいけど、
そうでなければ何か記憶に残る使い方をした方がいい。
あと2,3年は口出しすると思いますが、
小学生ぐらいになったら、
お年玉ぐらい好きに使えばいいかなと思っています。