娘の通う保育園では絵本コーナーがあり、一回2冊まで貸し出しをしています。
娘もその絵本コーナーから絵本を借りてくるのが大好き。
内容も、0歳向けから、図鑑など少しお勉強色のある本と様々。
そんな絵本の中から娘が選んだ絵本はお片づけ本。
たまたま選んだ本ですが、思いの外「よくできてるな〜」と感心したので、紹介します。
ネタバレありです。
子どものお片づけ育にぴったりの絵本
「ななちゃんのお片づけ」
片付けできなくて、怒られて〜その後自分で片付ける、のパターンを想像しました。
私ってば単純(笑)
ところが、娘と一緒に読んでみると、整理収納の基本が詰まっていました。
子どもにとてもわかりやすく、可愛らしい絵で解説してくれています。
しかも絵本なので、押し付けがましくない(笑)
とても、よくできた絵本です。
片付けのやり方教えられますか?
感覚的に何となくお片づけや整理収納を行なっていて、自分はできる。
でも、いざ小さな子どもにお片づけの方法を教えようとなった時に
- なぜ片付けをしなければならないのか
- なぜ、一つの箱に放り込み収納ではダメなのか
皆さんは、この2点を自分のお子さんに、簡単に説明できますか?
私も教えてはいるつもりでも、ついお小言のようになってしまいます。
いつのまにか、お小言になってしまうと子どものやる気も続きませんよね。
そんな時にもこの絵本は大活躍。
読み聞かせでもいいし、ひらがなが読める子なら自分で読んでも良いと思います。
自然とお片付けの方法を学んでくれます。
おわりに
絵本なので、絵本作家さんが書いたの?と疑問に思ってあとがきを見たら、ライフオーガナイザーの鈴木尚子さんが監修していました。
かたづけが苦手な人の多くはかたづけ自体が”目的”になっています。
しかし本来、かたづけは未来につながるための行為。
大切なのは「きれいになった部屋で、どんな時間を過ごしたいか」です。
~中略~
子どもは、楽しいことにまっすぐですよね。まずは「きれいにした部屋はいきもちがいい」「かたづけたら嬉しいことが待っている」「ママもにこにこ」などかたづいた後は、自分にいいことが起こる実体験の積み重ねが大事です。
P.26より引用
親子で楽しみながらのおかたづけ、その後の楽しい時間の共有が大切ですね。
片づけが苦手、お子さんがなかなか自分でお片付けかできなくて悩んでいる方へおススメの絵本です。