先日のことですが、お泊まり保育で娘が一晩不在でした。
娘が生まれてこの5年間、娘がそばにいない夜と言えば産後、娘の入院75日間のみ。
退院後は毎晩一緒に過ごしてきました。
娘が小さい頃には、息してるかな…と気になって眠れないし、大きくなったらなったで、ミニキックやミニパンチは日常茶飯事。
時には頭突きやお尻アタックも。
大人しく寝てるかと思いきや、何もかけずに寝ていて、しょっちゅう布団をかけてあげて、ちっとも寝れやしない。
お泊り保育で娘がいなかった一晩、ほんのちょこっと寂しさを感じつつも、5年ぶりにぐっすり眠った気がします。
子供に楽しくご機嫌で過ごしてもらう為に、親もニコニコ機嫌よく過ごしたい。
その為に大切なのはやっぱり睡眠です。
たまにはぐっすり眠りたい
子供と一緒の生活で何が足りないかと言えば…時間です。
その中でも睡眠時間の確保が意外と大変。
新生児の頻回授乳から始まり、一定のリズムが出来上がってからもぐっすり眠った~と思える日はなかったのではなかろうか。
娘の生活リズムが完全に出来上がってからは、娘に合わせて睡眠時間を取っているので、比較的長く眠れています(22時就寝、6時起床)
でも睡眠時間の長さと質は比例しないんですよね…
8時間布団にいても、夜中に何度か目が覚めてしまうし、起床時もなんんだか疲れが取れていなくてどんより。
日中もあくびが止まらない…なんてことがしょっ中。
たまにはぐっすり眠って、スッキリ起きたいのです。
お泊り保育のおかげで母ちゃんぐっすり
いつもなら横で眠る娘がいない。
居なきゃ居ないで、ほんの少しの心配はあるものの、そこは保育士さんにお任せするしかない。
ということで、久しぶりの一人寝が驚くほど快適。
一晩目を覚ますことなく、いつもより短い睡眠時間(6時間)だったにもかかわらず、超スッキリとした目覚め。
日中も元気に活動することができました。
いや~これほどまでに違うのかとビックリ。
すっかり熟睡する感覚というのを忘れていたようです。
家事より何より睡眠が大事
少し前に「1人でできる子になるテキトー子育て」という本を読みました。
子育てに関する本ですが、親の睡眠についても少し触れられていたので紹介します。
親も家事よりまずはたっぷり睡眠
ー家事が完璧かどうかよりも、ストレスや病気を遠ざける睡眠の方がはるかに大事
1人でできる子になるテキトー子育てP.135より引用
睡眠不足になると
- 判断力が鈍り、ミスをする回数が増える
- 免疫力が低下して風邪をひきやすくなる
- イライラしやすくなる
ということで、どれも当てはまる。
うっかりミスが増えたり、作業に時間がかかったり。
保育園でまん延している風邪やウイルスをもらってしまったことも。
おまけに部屋が片付かないとか、家事がはかどらないとか子供の些細な行動や夫のどうでもいい発言にイライラしてしまう。
夫に「子供が生まれてから怒りっぽくなったよね」っと言われたことがあったのですが…睡眠不足のせいですね。きっと。
そもそも子育てに一番大事なのが「愛情をゆったりったっぷり注ぐこと」であることは揺るがない事実。そのためにはトラブルが少ないにこしたことはないですし、親は元気が一番ですし、イライラは大敵。つまり、親がたっぷり寝ているほど、子育てには都合がいいわけです。
おまけに、イライラして子供を怒っている時間や、トラブル対応している時間や、体調がすぐれなくて動きが鈍い時間も減って、さらに子供に愛情を注いであげられますね。
1人でできる子になるテキトー子育てP.138より引用
この部分を読むと、親の睡眠がいかに大事かということがわかります。
実際、ぐっすり眠れたらすごく調子がいいし、気分もいい。
イライラも少なく、多少のことには目を瞑れる。部屋が多少散らかっていても「まあいいか♪そのうち片づけよう」でおしまい。
この方がストレスも少なくていいですよね。
実際に育児を経験してみると、睡眠時間の確保は案外難しい。
娘は赤ちゃんの頃から比較的よく寝てくれている方でしたが、それでも自分が熟睡できていないと感じているので、赤ちゃんのお世話が続いているママさんや2人3人と子育てされているママさんの大変さったら想像を超えている。
子育て中のママさん、パパさん、難しいのはわかっているけど、少しの間、家事はほおっておいて、子供の面倒は誰かにお願いして、睡眠時間に充ててほしいなと思います。
子育ての悩みの一部は親の睡眠で解決するんじゃないかな~と感じた次第です。
おわりに
予想外にぐっすり眠れた先週の金曜日。
娘が留守にしていたのはたった一晩。そのたった1日でもぐっすり眠れたのは、かなりありがたかったです。
一方、初めて母と離れて眠った娘。
みんな一斉に夜8時に布団に入り、秒速で寝たそうで。
あまりにも早く寝すぎて、体調が悪いのかと心配になり、夜中に何度も熱を測ってくれたそうです。
保育士さんは変な心配をかけてしまいました。
お泊り保育の面倒を見てくれた先生方には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
できればもう一回ぐらいお泊り保育があるとありがたい(笑)