「フキハラ」という言葉を知ったのはつい先日のこと。
つま子さんの記事から。
「フキハラ」とは不機嫌ハラスメントのこと。
記事の中でこのように書かれています。
不機嫌であることが、コントロール不可能なことだったり、権利であったり、性格の一部であるのなら、不機嫌である本人が不利益をこうむればいいんだけど、問題は、誰かが不機嫌であることによって、周りの人が被害を受けている、という構造にあると思います。
そう、ここ3週間ばかりまさにこの状況が続いていました。
夫の仕事が忙しすぎて、ほぼ休みなし。
在宅ワークで家にいるものの、机に向かってPCカタカタ。時々打ち合わせ。資料作りに何やかんやで、それは早朝から深夜まで。
家にいるのに、食事時すら顔を合わせず。
あんまり騒ぐと(と言っても家庭内の許容範囲)「うるさい」と怒られる。
実際には「仕事をしているからもう少し静かに」ぐらいの言い回しだったかもしれないけど、怒られたと感じる強い口調だった。
忙しく、睡眠不足の疲れからは不機嫌を撒き散らされていた気がします。
そんな私は被害者だと思っていました。
でも、ふと考えました。
被害者から加害者になっていないか…加害者として不機嫌を撒き散らしていたのは、私の方ではないのか。
フキハラの加害者である自分
夫の不機嫌オーラをひしひしと感じていた私は、当然被害者だと思っていました。
先程のつま子さんの一文にあるように…
問題は、誰かが不機嫌であることによって、周りの人が被害を受けている。
では具体的にどんな被害を被ったのかと言えば…
- 夫の会話が最低限
- 日々の出来事を共有する余裕がない
- 夫が家事をやらなくなった
- 夫と子供の会話が激減
不機嫌オーラを感じた私は、夫に頼み事が出来なくなり、私も仕事しているのに、なぜ私ばかりが…。
という思いがどんどん強くなっていきました。
疲れていたんです、私も。
フキハラの被害者だったはずなのに、いつの間にか加害者に
不機嫌って連鎖するんですね。
常に時間が足りないと感じているのに、さらに細かな雑用を何から何までやっていたら、そりゃ不機嫌にもなる。
長引くものもらいの次は口内炎。とりあえず眼科には行ったから、次はビタミンBのサプリでも買うかな。
— あき@はてなブログ (@akisan0101) 2020年11月24日
夫の仕事の邪魔をしないように時間調整したり、子供を連れて外出時間をちょっと長めにしたり。
色々と気を使っていたつもりなのに、夫には全く伝わっていなかったようで労いの言葉はひとつもなし。
私が何故不機嫌なのか、というところに想像力は働かないらしい。
余計に私のイライラ不機嫌が募り、被害者だったはずが、いつの間にか不機嫌を撒き散らす加害者になっていました。
ふと、『不機嫌の椅子』という言葉も思い出しました。
自分の不機嫌を解消する方法を考える
とある日、ちょーっとクサクサしていたので、何か甘いものでも食べて気分転換しよう!ってことで、ランチ兼おやつにフルーツサンド食べました。
これはこれで美味しかった。
でも、フルーツサンドではクサクサした気分は解消されなかったんですよね。
結局のところ、美味しい物があってもなくても、誰かと会話してスッキリしたいんだ!と改めて気づきました。
わざわざ誰かを誘ってランチに行くとかお茶するとか、そんな大袈裟なものでなくていい。
井戸端会議みたいなのでいいから、たわいもないお喋りを渇望しているのかもしれません。
コロナ禍じゃなくても近所に仲良しママは皆無なので、無理なんですけどね。
保育園時代の方が、帰り道にママ達と話ができてたから良かったのかも。
たわいもないお喋り、一番手軽なストレス解消方法なんですね。
自分が加害者だと気づいたら
気づいてしまったからには、いつまでも不機嫌でいる訳にもいかず。
子供の前では機嫌の悪くないフリをしたいだけど、たぶん機嫌悪いのばれてるし。
とりあえず、やることサッサと終わらせて、好きなゲームにでも興じることにします。
おわりに
ここで、好きなことを書いているうちに気分もスッキリしてきました。
もう、喋れないなら書くしかない!(笑)