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読書感想文でひと悶着。小学2年生が初めての読書感想文にとりくみました。

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小学2年生になり、宿題らしい宿題を持ち帰りました。

その中の1つが読書感想文。

学校のスタンスとしては「やってもやらなくてもいいよ、書いたら見てあげるね」的な感じ。

娘にとっては初めての読書感想文。

「書いてみたい!」とのことで、夏休みに取り組むことにしました。

ところが、読書感想文を巡り一悶着。

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読書感想文は書き方を教えて貰える

私が子供の頃は、読書感想文の書き方なんて教えてもらった覚えがありません。

何を書けばいいのかさっぱりで、どのように書き始めればいいのかもわからず、ただただ、苦手な宿題でした。

読書はそんなに苦じゃなかったんですけどね。

 

いまどきの小学生は読書感想文の書き方を教えてもらえるんですね。

娘が持ち帰ってきた『読書感想文すいすいシート』を見て驚きました。

 

読書感想文すいすいシートが素晴らしい

読書感想文を初めて書く子供や、苦手な子供にとっては、とても便利なシートです。

 

使い方はとっても簡単

1.質問に答える

  • 心に残った場面とその理由
  • 好きな登場人物とその理由
  • その人物と自分を比べて似てる(または違う)ところ
  • 自分ならどのように行動するか
  • 本を読んでやってみたいこと

2.どの話を中心に(または全部)どの順番で書くかを考える。

3.最後にタイトルを考える

 

この手順でやれば、読書感想文が完成します。

 

初めて書く時は、やっぱりこういうシートがあると取り組みやすいですね。

私が子供の頃にも『すいすいシート』欲しかったです。

 

すいすいシートにも苦戦する娘

これいいね!質問に答えるだけで感想文がかけるよ( *´艸`)

どうやって書けばいいの? 

???

こんなやりとりがありました。

 

どんな場面が心に残った?

○○が面白かった!

どんなところが面白かった?

顔!

……好きな登場人物は?好きな理由も教えて

○○!顔が可愛いから!

 

と、始終こんな調子。

絵本で感想文を書こうとしているからなのか、本の内容より挿絵に心を持っていかれてるようです。

 

言語化する能力が低いんですね…。

 

おかあさーん!手伝って♡♡♡

可愛く言われてもね…困ります。

読書感想文の手伝いって、何をどこまで手伝うのか、手伝っていいのか…謎のままです。

本の感想は自由に書けばいいけれど、伝わらなければ意味がない

『すいすいシート』と娘の様子を見た夫。

感想文なんて思ったことを好きに書けばいいんだから、シートも必要ないし、手伝う必要もない!!!

 

「自分の思った事を好きに書けばいい」この部分には賛同しますが、そもそも書き方がわからないんじゃ話にならないと思う訳です。

 

ただ、ただ、『面白かった』では、何も伝わりませんよね。

自分が感じたことを、伝わるように書かなくては。

 

自分の思いや考えを伝える為には、言語化、文章化する必要があります。

読書感想文は考えを文章化する訓練の一つなのかなと思います。

 

課題図書とすいすいシートに見え隠れする意図

読書感想文と言えば課題図書。

学校からのプリントには「課題図書推奨。自由図書でも可」との記載。

2021年の小学1,2年生向けの課題図書はこちら。 

  • みずをくむプリンセス
  • どこからきたの?おべんとう
  • あなふさぎのジグモンタ
  • そのときがくるくる

 

この4冊。

「どこからきたの?おべんとう」と「あなふさぎのジグモンタ」は学校の図書室でパラパラ読んだけど面白くなかったという娘。

 

大人としては、どれもきちんと読んでみるといいんじゃないかな?という内容の本ばかりですが、子どもはそんなことお構いなしですよね。

子どもにとっての面白いとは、くすっと笑えるかどうかなんですよね。

 

そして、 すいすいシートの質問を思い出す。

  • 自分と登場人物の違い
  • どのように行動するか
  • 本を読んでやってみたいこと

課題図書を選んでおけば、スイスイシートもあっという間に完成しそう。

そして、褒められそうな読書感想文になりそうだと思うのは、ひねくれているかしら…。

すいすいシート、とっかかりとしてはとてもいいと思います。

でも、皆が同じ本を読んで同じシートを使っていると、同じような感想文が出来上がってきやしないか?捻くれた大人の邪推かもしれませんが…

 

おわりに

読書感想文に取り組む娘の様子を見ながら、ふと思ったことを書いてみました。

図書館で借りてきた本を読んでいたのはほんの一瞬。

それ以降は相変わらず漫画ばっかり読んでいます。