主婦(夫)にとって、家事の大部分を占めているのが料理。
料理は、調理だけでなく、献立を考えることから始まり、買い出し、調理、配膳、片付けとかなりの工程をこなさなくてはなりません。
しかも、ほぼ毎日。
現代は外食やお惣菜に頼ったり、さらには家事代行サービスを利用するという選択肢もあります。
でも、さすがに毎日は使えない。
料理って、大変な家事です。
その大変な料理を少しみなおしてみたくなり、1冊の本を読みました。
考えない台所
高木ゑみさんの
【考えない台所】を読みました。
読み終えてまず思ったのは
【考えない台所】=【考え抜かれた台所】
だということでした。
日々の台所仕事を効率良くこなす為、作業内容、順番、収納をしっかり考え、習慣化してしまう事。
習慣として身に付いてしまえば、考えない台所の完成です。
台所収納とは、見た目がきれいなことがポイントではありません。道具があるべき場所に配置され、調理と掃除がしやすい台所。これに導くのが正しい収納です。
と、書かれていました。納得。
いくら見た目が整っていても、使いにくい場合もあります。
使いやすい場所に収納されていないと、使う度ににあちこち引出しを空ける羽目になったり、移動が増えたり。
無駄な動きが増えると、時間もかかります。
目指したいのは何も考えなくとも、習慣でササっと動ける台所ですね。
本を読んでやってみようと思うこと
本の中では【考えない台所】にするためのちょっとしたコツのようなものが書かれています。
その中で、実践してみようと思ったのが、以下の4つ。
- 献立を客観的に考える
- 買い物リストを作る
- 下ごしらえは肉魚だけでなく野菜も
- 調理の際は材料を全部出す
献立を考えるのが苦手で、マンネリ化しています。
それを解消する為に、得意なモノと良く作るモノを書き出してみるといいそう。
買い物リストをきちんと作ると、買い物時間の短縮に。
更に、よく行くスーパーの売り場レイアウトを考えながら、買い物リストを作ると効率よく買い物できるそうです。
我が家はある程度まとめ買い派です。
肉魚は下味をつけて冷凍したりしていましたが、野菜もあらかじめカットしておくと時短。
調理の際は材料をすべて出しておく方が効率的。
毎回キッチンをウロウロしたり、冷蔵庫ドアを何回も開け閉めしていたのでは非効率ですね。
冷蔵庫ドアの開閉回数が減れば、節約にも?!
毎日台所に立つ人にとっては当たり前に(無意識に)行っていることがたくさん書かれています。
おわりに
考えない台所とは、徹底的に考え抜かれた台所でした。
料理は毎日のことなので、特に何かを見直すということをしてきませんでした。
惰性で作業している感があります。やっつけ仕事的な。
でも、実は効率よく作業するコツがあるんですよね。
せっかく本を読んだので、少しずつ改善してきます。
料理が苦手、料理に何故か時間がかかると感じる、台所仕事の基本的な流れが知りたい方におススメしたい本でした。