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【本】気質タイプ別育て方でラクになる、我が子は何タイプ?

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『気質タイプ別育て方でラクになる』を読んで

子育てをしているといつも気になっているのは、「自分の子育てが本当に合っているのか、子供にとって正しいしつけとなっているのか」ということ。

最近の娘は口が達者でタジタジすることも…

また、夫と子育て方針でもめることもしばしば。

そんな時に、子育てブロガーのつま子さんがとてもいい本を紹介してくれていました。

『気質タイプ別育て方』の本。傷つきながら読んだけど、収穫もありました【はてな読書会】 - 明日も暮らす。

この本、子供の気質だけではなく、子育てをする親の気質チェック欄もあります。

やってみたところ、「やっぱりね」という結果。

夫婦で爆笑しました。

気質チェックの結果と、心に響いたことなどをつらつらと。

 

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気質タイプとは

生まれながらにある程度持っている個性を特徴によって分けたのが気質タイプだそうで、5種類に分けられます。

  1. エンジェルタイプ…愛嬌たっぷり人気者だけど、のんびり屋
  2. テキストタイプ…知的で優等生だけど、ませていて理屈っぽい
  3. アクティブタイプ…好奇心旺盛で行動派だけど、落ち着きがない
  4. デリケートタイプ…感受性豊かでやさしいけど、引っ込み思案
  5. ネガティブタイプ…粘り強く努力家だけど、こだわりが強い

「気質別育て方でラクになる」P.9より引用

 

なんでもそうですが、人はそれぞれ個性的。

きっちり「このタイプ」とは分けられません。

が、我が子は笑っちゃうぐらい、一つのタイプに偏っていまして。

それが、テキストタイプです。

テキストタイプの特徴

□オムツを替えたり、おっぱいをあげると、すぐに泣き止む

□ささいなことでも、パッと反応して目で追う

□視界に入ったものを指して、お母さんの注意を引くことが多い

□教えたことをすぐに理解し、覚えるのが早い

□お母さんの言うことを何でもよく聞く

□おしゃべり好きで、口が立って生意気

□言い訳や嘘、告げ口をすることが多い

本書P.11より引用

7項目全てにチェックが入りました(爆)

さすがに、まだ嘘はつかないものの、言い訳はします。

「だって◯◯なんだもん」と言った具合。

言い訳も成長のうちかと思ったら、気質による部分があったとは、驚きです。

ほかのタイプの子は言い訳じみたことは少ないのかしら。

 

ちなみに、他のタイプも1つか2つは該当項目ありでした。 

大人の気質も知っておく

大人の気質も知ることで、子どもの「育てやすさ、育てにくさ」をより把握しやすいとのこと。

大人の分け方も、5種類。

夫婦そろってテキストタイプ。

テキストタイプに一番多くチェックが入りました。

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テキストタイプ×テキストタイプ

同じタイプだと育てやすいと感じることが多いんですね。

確かに赤ちゃん時代には、親が泣きたくなるほど困った、と言う経験はなかったと思います。

ミルクはちっとも飲んでくれなかったけど…

 

タイプ別の接し方を知ればストレスが減る

子供との接し方ですごく困ったことはないのですが、

・子どもの「見て、見て!」には面倒がらずに付き合う

・運動、ダンス、演技などを積極的にさせる

・なんでも言うことを聞かせようとせず、子供の意思を尊重する

・どんどん失敗をさせて、責任の取り方を教える

・言い訳や嘘を頭ごなしにしからない

P.19テキストタイプはこう育てる、より一部引用

これらの項目を常に頭にまに入れておいた方がよさそう。

娘は、失敗や負けることに弱いというか、ストレスを感じやすい気がしています。

そして、言い訳の理由が、おそらく怒られると思っているから。

怒られないということがわかれば、言い訳や嘘は減っていくそうです。

 

もし娘が違うタイプだったとすると、きっと娘に対して、「なんで?」「どうして?」が増えていた気がします。そしてそれがそのまま悩みにつながるのかな…

親が子に対する「なんで?」「どうして?」(主にイラッとした時に感じる疑問)はそれが気質によるものだと理解していれば、イラッとはかなり軽減されそうです。

 

そして、その子の気質に合った接し方をすればOK。

子供もすんなり受け入れくれて、いいことだらけ。

まあ、教科書通りにいかないのが、子育ての難しいところではありますが、知ってるのと知らないのとでは雲泥の差。

 

心に留めておきたいこと

本を読んでいて、これは!と思ったことをシェアします。

健康と道徳に留意してあとは気楽に育てる

P.36より引用

育てにくさは気質による部分が小さくはない、でも、全てを気質のせいにしてしまうのは×

心身の健康が維持できる「環境」と「道徳」を教えるしつけが必要だと、著者は言っています。

「子は親の鏡」といわれるように、親の行動が子どもに大きく影響するので、子どもの前では注意していただきたいと思います。親もそのルールを守るべきです。

P.37より引用

それはそうだ。

子供に「ダメ」「アレしなさい」「コレしなさい」と言ってるのに、親ができていなければ子供にとって矛盾となってしまう。

 

そして、完璧である必要はないけど、健康と道徳、この2つがある程度できていれば良しとする。

なんだか心のモヤモヤがふっと飛んで行ったような清々しさが。 

私の子育てのモットーは早寝早起き、規則正しい生活。

コレに『健康』と『道徳』が加われば最強?

私ってずいぶん単純だったようです(笑)

 

おわりに

つま子さんは「傷つきながら読んだ」とおっしゃってたので、どんな内容?!とドキドキしながら読み進めました。

 

気質チェックをしていた時に、娘の短所となりそうな項目にもいくつかチェックが入ったのですが、私…実は傷つくとか、そんなことは全くなく、むしろ何も感じなかった(笑)

「やっぱりね」とか、「あるある」とか、それぐらいにしか思いませんでした。

なんというか、私はやっぱり何も考えてないんだ〜と改めて思ってしまい、

つま子さん、やっぱりいろいろ考えてて凄いなー」と感心してしまいました。

つま子さんの考察力というか、分析力というか、そんなものがよく現れた記事が大好きです。

本の感想を書いていたはずが、最後はブロガーつま子さんへのラブコールになってしまいました(笑)

 

集団生活していると、いろいろなタイプの子と一緒になりますよね。

観察していると、それぞれの気質タイプに分かれているのが何となくわかります。

(四六時中一緒にいるわけではないので、多分突出した部分しか捉えていないけど)

何となくでも、その子のタイプが分かれば、行動の意味とか、娘との関わり方への理解が深まる気がします。

 

自分の子供の気質タイプを知るだけではなく、お友達の気質を知っておく(一方的に観察しているだけなので、もちろん心の中でそっと考えてるだけだけど)と、娘が困った時に、助け舟をそっと出してあげることができるかもしれない、などとおぼろげに感じた本でした。