4月下旬、保育園で一枚の張り紙がありました。
アタマジラミが発生しました。お子さんの様子に注意してください。
昨年もプールの時期にはやっていたので、驚きはしませんでしたが、ちよっと早いなーという印象。
なぜか、他人事で我が家には関係ないわ〜とお気楽に構えていたのですが、一向に収束せず、とうとう我が家にもアタマジラミがやってきました。
アタマジラミ、登園停止にこそなりませんが、予想以上の大ダメージ。
保育園での対策と、我が家でやったことを書いておきます。
プールが始まると増えるらしいので、なにかの参考になれば。
そもそもアタマジラミって何?
私の昭和のイメージ。
アタマジラミ集団発生
↓
駆除の為に薬剤散布
↓
髪の毛真っ白
です。どんなん?って感じですけど、こんなイメージでした。
こりゃいかん!ってことで、改めて調べました。
虫の性質については割愛しますが、書かれていたことをまとめると、だいたいこんな感じでした。
- 髪に付いているフケのようなものが卵
- 払っても取れない細長いのが卵
- 卵は1週間から10日ほどで孵化する
- 成虫は頭皮から血を吸って成長
- 成虫は動きが早いので、ほぼ発見不可
- 頭、髪の毛をくっつけたりすると移りやすい(幼、保育園、小学校で集団発生するのはこの為)
- プールの時期に流行りやすいのは、水中ではなく更衣室で卵や成虫をもらってきてしまう為
- 55度以上のお湯に5分浸け置きで駆除
保育園では仲良しのお友達がほとんどだったのでまあしょうがない。みんな仲良く頭を付き合わせて遊んでいたということで(笑)
保育園での対応
アタマジラミが発生した場合、娘が通っている園では以下の対応が取られていました。
シーツ類は毎日持ち帰り、洗濯
通常は週1の持ち帰り洗濯で良いお昼寝シーツ類。
アタマジラミが発生した場合、シーツと腹掛け代わりのタオルを毎日持ち帰り、せっせと洗濯しました。
お昼寝は隔離
アタマジラミが発生した子供は別の部屋でお昼寝しているようです(娘談)
まあ、そうですよね。ゴロゴロ転がってほかの子のお布団に侵入してたら、あっという間に広がりそう。
布団保管も別
保育園のお昼寝布団、なんとエアウィーブなんですよ!贅沢(笑)干さなくて良い布団ですが、内階段のところに毎日干してあります。
(他の子の布団と一緒に保管して万一感染が広がったら大変ですからね〜 )
布団乾燥機
アタマジラミが発生した子供の布団は布団乾燥機をかけてくれていました。
保育園で布団は洗えないから、せめてもってことで乾燥機で対応しているそうです。
家庭での対応
保育園の先生からお願いされたことと、気休めかもしれませんが、家でやっていたことです。
成虫を駆除
どんどん増えたら困るので、まずは駆除。
アタマジラミ用シャンプー(スミスリン)を買いに走りました!
スミスリンシャンプー、粉と液体の2種類あります。
粉タイプは頭に塗布?してから1時間放置する必要があります。
子供がお風呂場で1時間もおとなしくしていてくれるわけはありません。
液体なら5分でOKということで、液体シャンプーを買いました。
使い方は規定量で頭を洗い、5分放置。あとは洗い流すだけという手軽さ。
頭皮全体に行き渡るように気をつけて洗えばOKです。
説明書には3日に1回、3、4回使うように書かれていました。
(卵が孵化するのが7日程度のため)
目の細かいクシも付いている(通常のよりも細かいです)ので、これで梳かして卵もこそげとります。
念の為、大人の私も使いました。
このシャンプー、髪にとっても悪そう(笑)
洗いあがりがキシキシするので、普通のシャンプーで再度洗ってトリートメントをしました。
ちなみに、このシャンプーちょっとしか入っていいない癖に、2700円もしてビックリ!粉タイプの方が1000円ぐらい安いのですが、絶対液体の方がいいです。
卵は見つけたら駆除
先ほどの、目の細かいクシで髪の毛をとかす。
卵を発見したらプチプチ潰すか、その髪の毛をカット。
とにかく、見つけ次第駆除。
成虫が潜んでる可能性もあるのでシャンプーは規定の回数続けました。
カバー類の洗濯
枕カバー代わりのタオルは毎日洗濯し乾燥機へ。
シーツや、パジャマなどできる限り洗濯。
一日何回洗濯機を回したことか…
布団クリーナー使用
シーツは毎日洗うのは無理でしたが、毎日布団クリーナーはかけていました。
まあ、気休めかもしれないけれど。
やらないよりはマシってことで。
あと、部屋は掃除機かけまくりです。
予想外に大ダメージだった理由
シーツ類の持ち帰り、週1で持ち帰っていたものが、毎日となると結構大変。
仕事の荷物がものすごく思い私にとって、シーツが加わるだけで重労働。
疲れました。
持ち帰ったものは洗わねばならぬ。洗濯も大変でした。
そして、意外と気を使う。
大人にも移ったら面倒なので、大人のカバー類も毎日洗濯。
娘には
その辺でゴロゴロしないで!頭くっつけないでー!
とお願い。
娘にもちょっとしたストレスになっていたかもしれません。
発生当初は卵が数個あったので見つけられましたが、終わりの方はあっても1日に1つ2つ。私では発見できず(老眼のせい?w)保育園の先生に発見されるというのが何日か続きました。
結局完全に駆除(したと思われる)までに3週間強かかったので、精神的にも肉体的にも(大げさw)やられました。
おわりに
長かった戦い(笑)
「インフルエンザにはかかるかもしれない」と毎年ビクビクして対策をしていたのに、アタマジラミは完全にスルー。なぜか「我が家は大丈夫!」とか謎の自信を持っていました。
対策のしようがない(頭をくっつけないぐらい?)ので、もらってきてしまったら一刻も早く駆除するしかありません。
また、もらってきてしまわないことを祈るばかりです。
今はこんなのもあるんですね。
発見したら、速攻駆除!が鉄則です。
気づくのが遅れると広がってしまいます。