そろそろお正月の準備もしなくては…と思っていたところ、ちょうどテレビで目にしたお正月飾りの選び方。
これから、購入するところだったのでとても参考になりました。
ということで、TBS系列「この差ってなんですか?」で見た、お正月飾りの選び方と、お年玉にまつわるあれこれをシェアします。
番組はこちらです。
しめ飾りの選び方と飾る時期
お正月飾りといえば、玄関に飾るしめ縄。
歳神様を我が家に迎える為の目印になるものです。
その、しめ縄ですが今までは、ただただ見た目の可愛さで選んでいましたが、実は飾りによってきちんと意味がありました。
ついている飾りによって意味が違う
梅
春に咲く花で早いのが梅。
ということで、梅は出世の象徴。
会社員におすすめ。
シンプルでどんな玄関にも合いそう。
裏白(うらじろ)
葉の裏側白いことから「白髪になるまで長生き」の意味を込めて年配の方がいらっしゃるお家に。
ゆずり葉
新芽が出ると、前年の葉が落ちることから代替わりの象徴。子孫繁栄の願いをこめて。
橙(だいだい)
鏡餅の上にチョコンと乗っかっているアレです。
3年経っても身が落ちないことから、代々栄えるに繋がるので、商売する家に。
ゆずりはと橙をモチーフにした飾り。これもシンプルで素敵。
他にもいろいろな飾りが使われているので、お願い事に合わせて選ぶといいですね。
ちなみに、形や大きさによるご利益の違いは無いそうです。
飾るのは28日までに
13日から28日の間に飾るのがいいそうです。
では、なぜ13日から28日なのか。
13日 鬼宿日 鬼が休む日で、何をするにも鬼が邪魔しない日
28日 八が末広がりで縁起がよい
29日 二重苦を連想させる
30日、31日は一夜飾りと言い、急いで準備をすることからお葬式を連想させる為NG。
一夜飾りは良くないといいますよね。てっきり、30日ならいいのかと思いきや、30日もあまり良くない日でした。
せっかくなら、早めに準備して早めに飾っておきたいですね。
お年玉のあれこれ
お年玉あげる人
お年玉は鎌倉時代に、鏡餅を家長が割り、子供に分けていたのが始まり。
後々、現金を渡す現代のスタイルにかわったそうです。
ということで、
目上から、目下に渡すのがお年玉。
目上の人にあげるのは失礼にあたる。
両親に渡す場合は、祝儀袋に「お年賀」と書いて渡せば失礼にあたらないそうです。
お金の折り方
ポチ袋は三つ折りに丁度いいサイズ。
四つ折りにすると厚みが出てしまうのでNG。
(厚さが出てしまうと、中身の豪華さ?を相手に連想させてしまい、ポチ袋に入れるお年玉としてはダメなんだそうです)
さて、お金の折り方ですが、
肖像が汚れると面子を潰すにつながるということから、紙幣は肖像が内側にくるように折るといいそうです。
お年玉の金額
番組内でのアンケートによると、お年玉の金額で一番多かったのは以下の通り。
- 幼児 1000円
- 小学校低学年 1000円
- 小学生高学年 3000円
- 中学生 5000円
- 高校生 10000円
- 大学生 10000円
うん、なんとなく自分の感覚もコレに近いです。
面白いなと思ったのが幼児のお年玉で666円という回答。
お金のことを学んで欲しいので、硬貨を1種類ずつ入れると666円になるんだそうで、納得。
おわりに
お正月飾りの意味、あまり考えたことがなかったのですが、なるほど〜と思うことも。
(日本の伝統的な風習は駄洒落っぽいものが多いなと思ってしまう、不届きものは私です)
意味があるからといって、絶対ではないので、好きなのを選べばいいというスタンスですが、せっかくなので、娘にも少し伝えていければとは思います。
テレビからの情報ですが、どなたかの参考になれば幸いです。