ここ数日、私の眼はあるお二人の記事にくぎ付け。
がっちゃんさんでは変なので、いつからか勝手にがっちゃんと呼ばせてもらっています。
この二人の対談記事が面白い!
二人とも、妊娠をキッカケにワーママを離脱して専業主婦という立場で同じなのに、そこに至るまでの経緯や、考えてることがやっぱり違っていて、とても読み応えのある記事でした。
▷【対談】「仕事、辞められない…」からの、決意の退職。脱ワーママの2人が、赤裸々に語ります! - 明日も暮らす。
▷【対談】ワーママ離脱組の本音~「仕事辞められない!!」と思っていた私が専業主婦になって~ - gu-gu-life’s blog
このお二人の対談記事を読みながら、むくむくと湧き上がる思い。
(というか、子供が生まれてからずーっと思ってきたこと)
お二人が手離したというワーママの立場で、ちょっと書いてみたいと思います。
アラフォー働く母ちゃんのプロフィール
思いのたけをを書く前に、今こんな状況で働いています。
たいして勉強が好きではなかった私。
受験勉強から逃れるべく(笑)高校卒業後は専門学へ進学。
製菓学校だったので、それはもう楽しく通学。
片道2時間ぐらいかけて、1年間通いました。
卒業後はその職につくハズが…まさかのフリーターに。
そして、21歳の時に製菓のせの字も関係ない現在の会社に就職。
それから十数年後に出産、産休育休を経て復職し、現在に至っています。
育休後の復職からもうすぐ丸4年経とうとしてるのか…あっという間です。
夫婦でフルタイム勤務。
娘は保育園が大好きで、毎日喜んで通っています。
で!仕事にあんまりやりがいが見いだせず、キャリアを求めるでもなく、悶々と勤務していると、いろいろ思うことがあるのです。
ストレスから解放されたい
働きたいな、と思っている専業主婦の方から見れば贅沢な悩みなのかもしれませんが…
様々なストレス、葛藤を抱えながら働いているのです。
仕事そのものがストレス
どんな仕事をしていても、ストレスはありますが、営業職なので数字を求められます。
このご時世、パワハラとかいろいろあるので、昔ほどうるさく言われることはない。
ないけど、売り上げが悪いと、なんとなく居心地の悪い思いをしてしまいます。
まあ、十数年間の間に図太くなったから、慣れたけど(笑)でもできることなら余計なストレスはない方がいいに決まってる。
職場内の人間関係は悪くないと思います。
若い子が多くて、子育てしながら働くお母さん、と言うロールモデルになる先輩がいないのが悩みと言えば悩み。
子供の押し付け合いが嫌だ
子供が熱を出すなど体調不良の時、夫と私のどちらが休みをとるか…で大抵揉めます。
夫の方が収入が多いから、働いてくれるのはとてもありがたいです。
でも、正社員としての立場は同じ。
社内で外せない会議やら顧客対応があるのはわかります。
でも、私の方も大事な商談があるんです。
「タイミングを逃すと契約を逃してしまう!」ということもあります。事務の締め切りもあるし。
そんなこんなが重なると、やっぱり険悪ムードになってしまう。
私の方は休んでも社内の人には全く迷惑はかかりません。
でも、休めない(どうしても休みたくない)時もあるんです!
結局、具合の悪い子供をの押し付け合いをしているみたいで自己嫌悪に陥ってしまう。
最近は諦めて、夫の予定を確認する前に自分の予定を調整するか、曜日限定にはなるけど実父母を頼ることにしています。
この辺りはつま子さんも書いていたから、やはり夫婦共働きの悩みのタネなのでしょう。
本当は子供のペースに合わせてあげたい
朝6時半に起こして、家を出るまで約1時間20分。のんびりしているのか、娘は毎朝怒られてる。
怒られる→拗ねる→宥めてくれるのを待っている→余計に遅くなる
毎朝この流れ。
帰宅後は帰宅後で、早く寝かせないと次の日起きない、と思ってしまい、ついなんでも「早く!」と急かしてしまう。
全てを子供のペースに合わせる訳にはいかないけれど、もう少しゆったり(した気持ちで)見守ってあげたい。
時間がないと思ってしまうので心の余裕がないのでしょう。
仕事を何とかしたいと思ってはいるけど…
手離したくないというか、勿体ないなーと思ってしまうことあります。
あ、勿体ないと思ってるから手離したくないんですね。
やっぱりお金
お給料として毎月入ってくるのは大きいです。
自分のお小遣いの範囲で、自分の好きなものが買える、娘に好きなものを買ってあげられる。
いちいち家計(と夫?)に相談しなくても自分の裁量で買い物したり外食したり、気兼ねなく友達とランチしたり、というのはノンストレス。
ただ、この辺りのことは育休中を除き専業主婦だったことが無いので、感覚としてよくわからない。
みんなどうやって、やりくりしているのかが知りたい。
将来の年金
これもお金関係ですが、働いていればもらえるであろう厚生年金と企業年金。
でもそれまであと26年…定年退職扱いだとしてもあと18年程。
ながい!安定は欲しいけど、目の前に鎮座しているストレスからも解放されたい。
キャリアに関して
「育休産休を取ると、女性のキャリアアップには不利」というのは良く聞きます。
私の現在の立場では全く関係なく、出産前と変わらぬ立ち位置で仕事をしています。
キャリアと言えるものは特になく、もともとバリキャリを目指している訳でもない。
手離しても惜しくないけど、惜しいと思えるのはうーん、勤続年数かな。
卒園までは今の保育園に通わせたい
前にもちらっと書きましたが、とてもいい保育園で娘も元気に通っている。
▷専業主婦とワーキングマザー自分はどちらになりたいのか - ちょうどいい時まで
転職や退職で退園は避けたいところ。あと1年ちょとのことだし、今から違う園に通うのはストレスになりそう。
このまま今の保育園で卒園式を迎えたい。
結局私の求めているのもはなんだったのか
子供が生まれる前と後では求めるものってやっぱり変わりました。
というか、結婚前なんて若さもあって多分何も考えてなかった。
毎日とりあえず、仕事して仕事仲間と楽しく飲んでそれで幸せ。
バリキャリを目指してたわけでもないけど、普通に暮らせればそれでいいや、みたいな感じ。
子供が生まれてからは、やっぱり子供の幸せ。
イライラしながら仕事をしていると、そのイライラは家族にも伝染。
つま子さんの記事にこんなことが書いてありました。
富める者から貧しい者へと、お金がトリクルダウンするかは、よく言われているように私も懐疑的なのですが、「自分のハッピーや、余裕、いい気分」に関しては、家族へとトリクルダウンしていく感じがあります。
母親である自分がニコニコしていると、家庭がうまく回るといいますか。
逆もそう。自分がしかめ面でいて、いつも余裕がなく、不機嫌でいたとき、それはもうダイレクトに、家族へと伝わっていたと思います。
私の実感ですが…幸福も不幸も家族にトリクルダウンする。
トリクルダウンって言うんですね。まさにコレ!
毎日家族がご機嫌で過ごせることを大事にしたい。
先日、Rinさんにも
「仕事辞めたら、夫婦関係も改善するかもよ?」と言われたばかり。
私のストレスの一番の原因は時間が足りないこと。
仕事をしている時間が勿体ないと思ってしまう。
自分の為の時間は朝の1時間程。
これ以上の時間の捻出となると睡眠時間を削るしかない。(8時間近く寝てるから寝すぎと言う噂も笑)でも、たくさん寝ないとどうも調子が悪い。
土日は土日で、家事をしたい私、出かけたい夫、母ちゃんと遊びたくて仕方がない娘。
みんなそれぞれ別の方向を向いていてかみ合わない。
平日、大抵の家事をこなせれば土日は笑顔で家族と向き合えるんじゃやないかと思ってしまう。
子どもにも多少のしわ寄せがいっている気がしなくもないけど・・・
がっちゃんの記事にこんな一文がありました。
子供の頃から仕事をしてる母を見てきたから、母をすごいと思ってたし、母の仕事も、仕事をしてる母も好きだった!
小学生の頃は母と同じ職業に就きたい思ってたよ。
働き続ける母を見て、娘がこうんな風に思っていくれていたら幸せかもしれない。
今、仕事を選択してるお母さんたちは本当に苦渋の選択を日々迫られてると思うんだ。
だから、こういう風に思っていた子供もいるんだってちょっと知っててほしいかな!
そして今の生活もすごく好きだけど、やっぱりいずれは何かしたくなるのかなって思う!
それはやっぱり「収入を得る」だけじゃなくて、世の中のプラスになることができたら1番嬉しいよ。
働き方はや立場は違えど、収入だけではなくて何かプラスになることができればいい、同じ気持ちです。
ということは、やっぱり何らかの形で社会とつながっていたいということなのかな…
昨年取得した整理収納アドバイザー1級の資格。
現状の時間の無さでは、整理収納アドバイザーとしてのキャリアを積むことが難しい。
本格的に活動できるのはいつのことやら…
おわりに
普段このブログでは子どものとのドタバタは書いても、仕事(働くことに関して)のことはあまり書かないのですが…
二人の記事を読んでいたら、なんとなく書きたくなってしまいました。
二人は仕事を辞めたくなかったけど専業主婦になり、時間を経て今がいいと思えるようになったとのこと(ざっくりまとめすぎで、すみません)。
私の場合は、できれば専業主婦になりたいけど、今すぐは無理かなと思っているので、
(決定打的な出来事があれば別化もしれないけど)こんな内容の記事になりました。
きっと、仕事が好きでキャリアを捨てずに働くお母さんもたくさんいらっしゃるはず。
そんなお母さんのお話も聞いてみたいな~と思っています。
(そんな話ができるママ友はゼロ。昔からの友人はたいてい専業主婦なのです。)
今回の記事、とんでもなく長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。