毎年楽しみにしている食材があります。
それは、わらび(山菜)です。
生のわらびが店頭に並ぶのは今の時期だけ。
毎年、近所の八百屋さんに並ぶのを楽しみにしています。
今の時期だけと思うと、見かけるたびについつい手に取ってしまうワラビ。
ワラビはアク抜きをしないと食べられません。
簡単なアク抜きの方法と、ちょっと変わった私の食べ方を紹介します。
春から初夏が旬のわらび
八百屋で生のわらびを買ってきました。
ワラビにはどんな栄養があるのか調べてみると
特筆するほど多く含まれている栄養成分はありませんが、ビタミンEは比較的多く含んでいます。このビタミンEには活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。
新鮮なわらびはおいしいのですが、しっかりアク抜きをしないと食べられないので注意。
ワラビには、プタキロサイドという天然毒が含まれることが分かっており、調理する場合は丁寧なあく抜きが必要です。あく抜きをすることにより、そのほとんどが除かれるため、通常の食用頻度では問題ありません。
重曹と熱湯で簡単アク抜き
生のわらびを買ってきて、自分でアク抜きすると、シャキシャキ触感が楽しめます。
良く水洗いしたわらびを保存容器に入る長さにカット。
重曹を振り入れます。写真の量で大さじ2杯ぐらい。(私の場合結構多めです)
わらびがつかるぐらい、熱湯を入れます。
荒熱が取れたら、蓋をして冷蔵庫で一晩放置。
アク抜き後の写真撮り忘れました(汗)
アク抜き後は水がすごい色になっています。
良く水洗いしてから食べます。
あえ物、汁物、お浸しなどで食べ方いろいろ。
天ぷらにするのもいいですね。
重曹はこちらの食用グレードを常備しています。料理はもちろん、掃除にも使えます。
醤油マヨネーズがお気に入り
簡単ですが、この食べ方がお気に入り。
たっぷり鰹節をかけて
醤油マヨネーズで食べます。
醤油だけでも美味しいし、ポン酢でもいい。
でも、醤油マヨネーズが一番好きです。
わらびの思い出
生のわらびが並ぶ時期になると思い出すのは、山に分け入って山菜取りをしたこと。
祖母の家のまわりは山だらけ。
たぶんゴールデンウィークに遊びに行った時のことだったと思います(20年近く前の話)。
母と伯母、私の3人は長袖長ズボンにほっかむり(わかる?)をして帽子をかぶり、長靴履いていざ山へ!
道なき道を掻き分けながら山菜取り。
目が慣れないと、地面から生えているワラビはなかなか見つけにくいんですね。
登るうちに目が慣れてきてたくさん収穫できるように。
ワラビだけでなく、こごみやこし油なども取った記憶があります。
そして、頂上に到着すると伯母の荷物から出てきたのはなんと缶ビール。
何とも言えない楽しい時間でした。
おわりに
年中ほぼ同じものが食べられる世の中ですが、やはり旬の食べ物はおいしい。
もう間もなく終わるであろう生ワラビの季節。今のうちに楽しんでおきたいと思います。