日本って素晴らしい(大袈裟ですが)なと思った些細な出来事がありました。
それは、忘れ物がきれいな状態で手元に戻ってきたこと。
国や地域によっては、忘れ物落とし物、出てこないこともありますよね。
(物によるかも知れませんが)
忘れ物についての四方山話しです。
電車で忘れ物
先日、娘とお出かけした際、JRの車内に忘れ物をしました。
自宅最寄り駅の改札を抜けて、階段を降りたところで、気づく。
忘れたのは娘の服。
忘れ物に気づいたその時、
「お母さんに渡したよね?」
と、娘の一言にイラっとしてしまい、怒りました。
「お母さんは渡された覚えはないし、なぜ自分の持ち物は自分で管理しないのか、そして、人のせいにするのはどうかと思う」
と。(でた、つい「なぜ」と言ってしまう癖。)
人のせいにするし、高価な物では無いし、面倒だし、探すのはやめようと思いました。
でも、娘はしょんぼりしている。お気に入りの服だったんですよね。
記憶が新鮮なウチに駅に戻りました。
たくさんの親切のおかげで手元に戻ってきた洋服
駅で
「忘れ物はどこで探して貰えますか」
と尋ねると、
「ここで探しますので」
と言ってくれた改札係員さん。
- 乗車駅と発車時刻
- 忘れ物をした号車と座席の位置
- 忘れ物の詳細
これらを伝えたところ、PCで探してくれましたが、まだ届いていないとのこと。
その日のうちに見つかれば、電話してくれるとのことで、親切な駅員さんでとてもありがたい。
そして、なんとその日のうちに見つかりました。
しかも、偶然にも私の通勤圏内の駅で。
想像ですが、乗車した時刻と乗車位置がハッキリしていたので、車内を捜索してもらえたのかなと。
電車に乗っていると、時々流れる「車内点検入ります」とか「遺失物捜索します」とかそんな感じ?
更に、取りに行く日時がわかれば、先方の駅に連絡しておきます、とのありがたい申し出。
親切な駅員さんのおかげで、後日、スムーズに回収することができました。
ありがたや〜。
無事に手元に戻ってきた洋服を見て、娘も嬉しそうでした。
そして、電車で忘れ物をした娘には
- 色々な親切が重なったおかげで、無事に見つけられたこと
- 落とし物を探すシステムがしっかりしていたこと
- 忘れ物をしない為にどうすればよいか考えること
これらを伝えました。
1、2については分かったような分からないような顔をしていたので、もう少し詳しく。
- 落とし物を拾って、届けてくれた人
- 降車駅で探してくれた人
- 取得駅できれいに保管しておいてくれた人
など、色んな人のおかげ。
パソコンで落とし物を探す仕組みが出来上がっていたから、すぐ見つけることができたということを説明しておきました。
3については、
「降りる時にふりかえって確認する」
だそうです。
(実は忘れ物は2度目、1回目は食品だったので探しませんでした)
失敗も経験の内
失敗も経験してみないとわかりませんからね。
公共交通施設で忘れ物をしたら、どう行動すればよいのか。
学ぶ機会にはなったのではないかと思っています。
記憶に残れば…ですが。
おわりに
小学2年生になって、お出かけはかなり楽になりました。
でも、自分の荷物と子供の持っている荷物にまで気を配るのは無理ですね。
自己責任で何とかしてもらなわなくては…