今日は成人の日。成人の日と言えば天気が荒れる気がしていますが、(天気だけじゃない)今年はとてもいいお天気ですね。
新成人の皆様、おめでとうございます。
さて、先日娘にスキースクールを受講させました。
その際にちょっと考えた日本の将来のお話です。
スキースクール受講風景を見ながら日本の将来を考える
5歳の娘。昨年ゲレンデデビューは果たしたものの、到底滑れる訳もなく…
今年はスキーに行くならスクールに入れてしまおうと考えていました。
(きちんと教えてもらった方が上達が早いし、親も休める笑)
インストラクターは50代後半から60代前半と思われる男性の方でした。
(スキーウェアとゴーグルで正確な年齢は不明)
他のグループのインストラクターを見てもおそらく同じぐらいの年代。
幼児クラスだと、おじいちゃんが孫に教える感じになりますね。
50代60代はスキーが上手い
今から約30年程前、スキーブームが起きていました。
スキーブームとバブル景気が重なり、スキー人口が増加。
1987年に映画「私をスキーに連れてって」がヒットし、スキーブームが再来した。 レジャー白書によれば、最盛期であった1993年には1860万人にまで増加した。ちょうど同映画がバブルの時期に重なったこと、週休二日制の一般化、スキー用品の低価格化、企業の多角経営によるスキー産業(不動産、スキー用品)への参入、既存のスキー場の拡張、新規のスキー場の営業開始、各高速道路、東北、上越新幹線などの交通網の整備等を社会的背景として、スキーがレジャーとして一般市民に広がった。
50代、60代の方、若い頃はバブル景気とスキーブームの真っただ中ですね。
昔取った杵柄…とでも言うのでしょうか、この年代の方、上手な方が多い!
退職後の余暇活動なのか、現役でも冬の間の仕事としているのか、インストラクターは中高年の方が多かった印象です。
ウィンタースポーツは贅沢スポーツだと思う
ゲレンデの近くに住んでいる場合は別ですが、スキースノーボードは結構お金がかかるスポーツです。
往復交通費、現地滞在費、リフト券代、飲食代、レンタル代と結構お金がかかります。
家族のレジャーとして、シーズン中にそうそう何度も行けるものではありません。
スキーって、やっぱりお金をかけないと上達しないと思うんですよね。
スキーブームとバブル期にレジャーとして楽しんでいた方の多い50.60代。
同じことをするのは、今の状況では難しいなと感じます。
スキーを教える人も減るのでは?
そんなこんなで、我々の年代(今のアラサー、アラフォー)ではスキー人口はそれほど多くなさそう(調べたわけではありませんが、ゲレンデ空いてるしリフトも殆どならばない)。
スキーの上手な人も減っているのでは…?
となると、近い将来、スキーのインストラクターも減っていくんだろうな~と思ってしまいました。
現在はスクールにも外国人観光客も多いようなので、そのあたりの掘り起こしができれば産業として成り立つ。
仕事としてきちんと成り立てば、インストラクターを養成しようという会社も増えるのかもしれませんけどね。
おわりに
今回のスキー、「娘が楽しめれば良し」と言うことで私自身全く滑る気が無かったので、暇と言えば暇。
ゲレンデで娘の様子を眺めながら、今回のようなことを考えていました。
小中学生の頃、父に連れられて年に一回スキーに行っていました。
ちょうどそのころはスキーブーム。高校生の修学旅行はスキー教室でした。
その後も、年上の友人知人に恵まれ、スキーをする機会が結構ありました。
(上手にはならなかったけど)
子どもの頃に体験しておくと、大人になって再開しても案外楽しめるもの。
娘も先日のスクールが楽しかったと言っていたので、今シーズンもう一回ぐらい行きたいなと考えています。